kabusin.com管理人のふみです。この記事を書く2022年1月27日時点で、「弁護士ドットコム」の株価が大幅に下落しているため、理由を調査してみました。
現在の株価の状況
2022年1月27日株価:4070円(前日比 -14.7%) ※ストップ安
現在の株価は上記の通り、決算発表当日(発表は1月27日 15:30)朝から出来高を伴った大幅安(上記グラフ一番右)、25日には当日同社のWebサービス「クラウドサイン」の好感的な材料ニュースが出たのにでもかかわらず。
なぜ株価が下落しているのか?わからない理由
なぜ?の理由は、現時点(1/28)で見ると2022年1月27日に第3四半期決算が好調だったからではないでしょうか?でも当日の株価の下落は、この決算発表される前に始まっていました。
決算はどうだったか?
以下株探さんの業績・財務推移を見ても、売上・営業益見ても順調に推移しています。
直近の21年10月~12月は、売上高の前年同期比で+32.8%、営業益の前年同期比が3.3倍
と大幅に増収増益です。
考えられる株価下落理由
私的な意見ですが、考えられる理由は以下
- FRB利上げ局面に入っており「グロース」は不利
- 上記に伴う米国NASDAQと共に日本マザーズ市場の地合いの悪さ
- 材料出尽くし
- 上記を見越してか日証金で前日に売り残増えている(下にチャートあり)
以下マザーズの地合いの悪さは、昨年の11月頃からです。JASDAQやマザーズのグロース市場は、下落が始まると上昇トレンドになるまで時間がかかる傾向があります。
空売り情報
日証金
決算前日(1月26日)に売り残が増えてますね、、、、これも下落の要因でしょう。
東証
JPX(東証)のデータは、1/21時点ですが、微妙に売り残増えてってます。それそろ売り時と考えている人が多かったのかな、今は株式市場に不利な状況ですしね。
株価と信用残高の比較
弁護士ドットコムってどんな会社?
設立・従業員
2005年7月4日 341名
事業内容
世界中の人達が「生きる知恵=知的情報」をより自由に活用できる社会を創り、 人々が幸せに暮らせる社会を創造するため、 「専門家をもっと身近に」を理念として、様々なサービスを提供
人々と専門家をつなぐポータルサイ
- 弁護士ドットコム(弁護士を繋ぐプラットフォーム)
- 税理士ドットコム(税務相談ポータルサイト)
- BUSINESS LAWYERS(企業法務ポータルサイト)
Web完結型クラウド契約サービス
- CLOUD SIGN(契約締結から契約書管理まで可能なクラウド型の電子契約サービス)
成長戦略
初めて調べましたが、この会社の凄いところは、専門家を必要とする業務のデジタル化とプラットフォームとして関連サービスに結び付けている点で、成長性のある素晴らしい会社ですね。この手のサービスは一度固定客ができればあまり抜けないので財務基盤が安定しやすい気がします。「クラウドサイン」という電子契約サービスと専門家監修を組合わせることによって相乗効果ある点が私が魅力的な事業をしておられるなと感じたところです。
株主比率 ※21年3月期時点
業績
まとめ
今回は、株価下落の理由(理由は上記)を探ってみましたが、一時的なものだろうと推測します。この銘柄は非常に魅力的で成長性があると感じています。現在株式市場には不利な状況ですので、積極的に買いには入れませんが、タイミングを見ながら買いに入ってもいいかなと思っているところです。