こんにちは、製造業IT技術者 ふみ です。このブログを見ている人は、日常業務の中でITスキル不足を感じているのではないでしょうか?製造現場のシステム開発導入を20年経験してきたふみがITスキルが必要になってきた理由を説明します。
ITスキルが必須になってきた3つの理由
IT技術者不足で自分で企画・運営しなければいけなくなってきた。
最近よく感じます。特に下請けのシステム業者の動きがそうです。全業種に対してIT投資が増えてきた現在、昔みたいに相手してくれなくなってきました。
このグラフを見てください。経済産業省の資料です。
右側の赤丸の部分に書かれている2030年までのIT人材不足数の3つのシナリオ(高位、中位、低位)での予想です。2020年現在 現場で働いている実感とすれば高位シナリオ(79万人不足)以上に不足している感じがあります。それだけ全業者で必要とされているんですね。システム業者も仕事はあるけど人が来ないと嘆いていました。高齢採用もありとの事で自分転職しようかな(笑)なんて
なので、システム導入後の運用保守は現場でやってね!っていう話が現場で起こり始めています。。。。うそでしょ。。。だってやったことないのに。。。って
ひどい世の中です。
製造現場の改善にはシステムによる自動化が費用対効果が高い
生産技術の方向け中心の話になりますが、役割としたら毎年のようにライン改善効果を求められていますよね?やることとしたらロボット、自動化設備の導入による省人化だったり、作業者の生産性向上だったり多岐にわたると思います。
その中で設備導入というのは巨額の投資金額が発生しますよね?数千万~といった感じでしょうか?それに比べて簡単なシステムであれば100万ぐらいから
できるものもあります。そう考えるとアイデアさえでればシステム導入の方が費用対効果は高いです。でもIT技術知らないとどうシステム化すればいいかわからないですよね。あと知らないままシステム業者に依頼すれば高い見積もりがくるんです。これは考えてみればその通りで知らない相手が一生懸命話しているのはプロはお見通しでリスクを多くとるんですよ。だから知識をつけてしっかりシステム化構想の情報提供できるぐらいまで学んでいきましょう。
新しいアイデアが出やすくなる
日々生活していく中で、いろんなものがシステム化されています。
ITスキルを学び、そのシステムがどんな構成で動いているかが何となく想像できるようになると、「あの業務もこの仕組みでできるのでは?」と新しいアイデア出やすいと思います。システムは自動化が得意です。その利点を生かし日常生活で使えるシステムを探してみるのも手ではないでしょうか?
最後に
今回は、ITスキルが必須になってくる理由を説明しました。
この記事だけでは、じゃー何を学べばいいの?っていう話がなかったと思います。次回以降にその記事を書いていきたいと思います。
私は製造業界に長い間いる分、現場での変化を感じやすいので何か感じたら記事にしていきたいと思います。これからも皆さんに役立つ情報をじゃんじゃん発信しようとおもいますので今後もよろしく願いします。
製造業IT技術者 ふみの提言 でした。